ようめいどう日暦

美味しかったもの、買って良かったもの、行って楽しかった所などを紹介したり、日々のあれこれを綴って参ります♪

“あん肝はフォアグラに勝る” というのは頷けます! 歴史的建造物を観賞して楽しんで、絶品あんこう料理に舌鼓 ♪ いせ源@神田須田町

みやおう

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こんにちは。
当ブログにお立ち寄りくださいまして有り難うございます。


「旬もギリギリかもしれないですが、よかったら神田にアンコウを食べに行きませんか?」


過日、同僚からお誘いのメールが届きまして……


ん、アンコウ?
えっ、神田?
あっ、まさか……!?
ひょっとして、あのお店では?


と、すぐに脳裏を過ったお店と、添付されていた写真がピッタリ ♪



おお〜っ、これは!!
まさに私が以前から行きたい行きたいと思っておりました、都内で唯一のアンコウ料理専門店の「いせ源」さん!


歴史ある建物ですごぉ〜く気になっていたんです。



以前『じゅん散歩』という番組で高田純次さんが訪ねており、アンコウを使った肉まんである「鮟マン」を紹介しておりまして、お店の雰囲気も従業員の皆様も非常に感じ良さそうなのは分かっておりましたが、建物外観からしてちょっと敷居が高そうという思い込みが拭えず、ずっと躊躇っていたんです。


しかし、仲間がいれば大丈夫!
これは良い機会と思い参加させて頂きました ♪


場所は東京は神田須田町。


都営新宿線の小川町駅、もしくは東京メトロ千代田線の新御茶ノ水駅や丸ノ内線の淡路町駅から徒歩で約3分と近い場所にあります。


JR中央線の神田駅や東京メトロ銀座線の神田駅からでも5分もあれば行ける、とても交通の便が良いところにあります。


建物の写真も撮りたいので待ち合わせ時間よりも30分も早く到着しちゃいました!




純和風の素敵な佇まいですよね ♪


今回はここで食事ができると思うと嬉しくて仕方なかったです。



お店のHPによりますと、創業は天保元(1830)年といいますから、今年で194年になる老舗です。


建物は大正12(1923)年の関東大震災で全焼してしまったため、昭和5(1930)年に建て直したものだそうです。


東京大空襲でも戦禍に見舞われず残って良かったです。


現在は「東京都選定歴史的建造物」に指定されているのだとか!?
大切に後世に残していって欲しいです。



入口横の見事な屋根を頂くショーケースには本物のアンコウが展示されておりました。




「千客萬来」と彫られたこの板は、ボコボコしていて見た目ちょっと気持ち悪いのですが、これは「多くの方に食してもらいたい」という思いから、わざと虫食い舟板を用いたんだそうです。



目を引くこの「菊正宗」の看板は、明治37年頃に寄贈された中村梧竹氏による書だそうです。



お店のHPに建物の詳しい紹介がありますので、先に見ておくと建物をより楽しく観賞できます。




歴史を刻んだ見事な造りに感動です。


ピッカピカに磨き込まれた木の床や柱のなんとも美しいこと ♪



今回は2階に通されましたのでこちらの階段から上がります。


手摺に使われている木が素敵です!



上がると柵や床がまた美しい輝きで、目を上にやれば、ここ廊下の天井は船底天井でした。


造りが見ていて楽しいです。




通されたのは「藤」というお部屋で、造りは新しくテーブル席でした。


お店のご配慮で新しい綺麗な部屋にしてくださったんだと思いますが、ここは歴史ある古い部屋にして頂きたかったのが正直なところ。


残念ながら、それはまたの機会ということで。



いかにも “アンコウ料理屋です!” と主張している感じで、床の間にはアンコウの置き物が!



今回は「名代 あんこう鍋コース」から「源(みなもと)コース」(10,000円)をいただきました。




最初に前菜です。


サザエは「ヒメサザエ」というそうで、小さい可愛いサイズですがこってりと味はしっかりしていて美味しかったです。



続いて、お洒落な器にちょびっと盛られたこちらは「煮こごり」です。



綺麗な琥珀色が食べるのが勿体ないと感じるほど見ていて美しい!


中にはアンコウの卵巣が入っており、出汁で固めているそうで、うっすら感じる醤油の良い味と香り……


私的にはあん肝よりもこちらがお勧めです ♪




煮こごりに感心していると用意されたのがこちらの鍋。


我々は一切何もしなくて大丈夫で、仲居さんが全てやってくださいます。



参加者が一番楽しみにしていたのが、続いての「きも刺し」です。


お鍋に火をかけてくれて程なくして出てきました!


私には味がちょっと濃厚過ぎるので、わけぎともみじおろしとポン酢をたっぷりつけていただきました ♪



口の中でとろけます。


私は読んでいないので詳しいことは存じませんが、菊正宗のおちょこを片手に同僚が言うには『おいしんぼ』という漫画で「あん肝はフォアグラに勝る」ような紹介がされているそうです。


同僚3人と訪ねたのですが、皆さんちょびちょび日本酒と一緒に楽しまれていたので、このすごく濃厚な味はお酒好きな方にはたまらない逸品なんだと思います。




続いては「アンコウの白身の唐揚げ」です。


身がフンワリと柔らかく、レモンと山椒塩を付けて美味しくいただきました。



唐揚げをいただいているとお鍋もだいぶ仕上がってきました。


でも、まだのようです。




こちらは「とも和え」です。


ほんのり甘酸っぱく、何よりもコリコリした歯ごたえが最高でした。



次々に出てくる料理を歓談しながら味わっているとお鍋もようやく完成です。


アンコウの皮や勿論あん肝も入っておりますし、銀杏や焼き豆腐など野菜もしっかり味が染み込んで、どの具材もとっても美味でした ♪




あらかた食べ終わると、見計らって仲居さんがおじやの準備をしてくださいます。


ごはんを入れて一煮立ちさせます。


ここでも我々は一切何もしません。
全てやってくださいます。



卵でとじて最後にわけぎをパラパラッとかけて完成です。



緑茶とお新香も用意されます。


色が濃くて一見しょっぱそうに見えますが、甘味のある醤油ベースでアンコウの味が効いたおじやは最高に美味しかったです。



最後にデザートが出まして、今回はキウイフルーツとオレンジでした。




食後に同僚達が歓談している間に私は少々部屋を見学に ♪


「藤」の間入口の天井は、網代張り天井になっています。



廊下に出てこちらは3階への階段ですが、壁の造りが面白いです。



こちらは男性化粧室の手洗い場所。


今はあまり見かけない古そうな洗面台や曲がった木を活用した壁など、色々な箇所に遊び心が盛り込まれていて観賞していて楽しいです ♪



まだまだゆっくりしたいところでしたが時間になりましたので部屋を後にし階段を下りると、入った時に2階に行くのに夢中で気付かなかった玄関の造りに改めて感動です!



天井は格式ある格天井ですが、いせ源さんは菊正宗酒造さんの特約店のようで、菊正宗でいっぱい!


しかも、字は「正宗」だけで、菊の絵が描かれていて「菊正宗」を表現しているのが面白いですよね。


アンコウ料理を食べておいしく、歴史的建造物を観賞して楽しめる「いせ源」さん、とても充実した時間が過ごせました。
お勧めです!


最後までお付き合いくださいまして有り難うございました。




○●○ いせ源 ○●○


住所:〒101-0041
東京都 千代田区 神田須田町 1丁目11ー1


電話:03-3251-1229


営業時間:午前11時30分 〜 午後2時
     (ラストオーダーは午後1時30分)
     午後5時 〜 午後10時
     (ラストオーダーは午後9時)
     ただし、土・日・祝日は通し営業


定休日:月曜日
    (4〜10月は日・祝・月、夏季休業・年末年始休業あり)


HP:https://isegen.com