ようめいどう日暦

美味しかったもの、買って良かったもの、行って楽しかった所などを紹介したり、日々のあれこれを綴って参ります♪

先生だって “人間だもの”! 最後にはそうなりますよね!? 歯科医院での麻酔騒動

こんばんは。
当ブログにお立ち寄りくださいまして有り難うございます。



鉄道趣味仲間の松さんから届きました写真、今回はJR東日本のE653系電車です。


本日「水戸偕楽園高尾号」という特急が運転されたようです。


注目すべきはその “国鉄特急色” のカラーだそうで、あっ、本当だ、昔のL特急を思い出します。


今日も暖かく東京は22℃、全国的にも20℃を超えていたようです。
好天に恵まれたので、偕楽園も高尾山も楽しめたことと思います。



さてさて、私は上下左右の奥から2つ目の歯は全て虫歯でやられてしまっています。


4ヶ所ともいずれも傷は深くて大きな銀が詰められています。


過日、同僚がくださったキャラメルを食べた時、左下の奥歯の銀がキャラメルにくっついて取れてしまいました!


傷口が大きくて深いからスースーしちゃって已む無く帰りに歯医者さんに寄ったのですが……


今の歯医者さんはすごいですね。
デジカメで治療対象の歯を撮られたのですが、各席にはモニターが付いていて症状を一緒に見て確認できるんです!


「治療してから時間がだいぶ経っていたんじゃないですか?虫歯になって弱くなってましたね。だからキャラメルで簡単に剥がれちゃったんですよ」


そう言いながら先生が状況を説明してくださいましたが、銀の取れたクレーターのような深い穴は気持ち悪いほどに真っ黒!
お風呂場の黒カビのような感じでした。


「これを全て削って綺麗にしていきますからね!」


そう言って手にしたのは注射器!
麻酔をするとのこと。
歯茎に刺すチク〜ンとしたあの痛みが嫌なんですよねぇ〜……


でも、「傷が大きいので麻酔はさせてください!」とのことで仕方なく受けましたが、内側はまだしも歯茎の外側って痛いこと痛いこと!


先生にわがまま言って一本をゆっくり2回に分けて打ってもらいました。


1本全てを打ってから10分ほど時間を置いて「さあ、始めますね。気分はいかがですか?大丈夫ですか?」と言いながら、虫歯を金属器具でコンコン叩いたのですが、麻酔が効いているようで鈍い感覚。


「大丈夫そうです」と私が答えると治療が始まりました。



……が、キュイイイ〜ンと唸るドリルが当てられた瞬間、ア〜ッ!!


「先生、すごく痛いです!」


慌てて言うと先生も驚いて「効いてないんですか?」と。
でも、ヒュッと力が抜ける痛みがあるので伝えると、なんと看護婦さんが2本目の麻酔を!


「歯は固いから直接注射することができないんですよ。だから歯茎に打ってそれを歯が吸い上げて麻酔が効くんです!」


そう話しながら再度麻酔を。
1本目の麻酔がしっかり効いているようで歯茎に痛みは全く無く楽に打ち終わりました。


また時間を置いて治療再開となったのですが……
あらら、やっぱり効いていない!


「先生、やっぱりまだ効いていない感じです」


そう伝えると「えぇ〜っ!」と驚かれましたが、さすがに先生もウンザリきちゃったか、


「ちょっとくらい我慢してくださいっ!!」


とそのまま治療を継続。


もう、ヒュッと力が抜けるような痛みを堪えながらの大変な10分間でした。


でも、治療後の歯はきれいな白い仕上がりに ♪



その一週間後にはピッカピカの新しい銀が詰められて治療は終了。


けど傷が深くて大きいせいか、銀を嵌めてから一週間経っても硬いものを噛んだだけでヒュッとした痛みで、先生に相談するも「しばらくしたら落ち着いてきますからっ!」で終わり!


気付けば歯もすっかり落ち着いていたようで普通に食べられておりました。


今や笑い話となりましたが、いやぁ〜、もう剥がれて欲しくないですね!


皆様も虫歯には十分にご注意くださいませ。


どうでもよい話に最後までお付き合いくださいまして有り難うございました。

一面鮮やかな黄色に感動! 都会とは思えない広大な菜の花畑はまだまだ見頃です ♪ ☆浜離宮恩賜庭園


こんばんは。
当ブログにお立ち寄りくださいまして有り難うございます。



昨日に続いて今日も暖かく過ごしやすい一日でした。



コロナもすっかり落ち着いたので、今年も浜離宮恩賜庭園に菜の花を見に行ってきました。


東京メトロ銀座線の新橋駅から徒歩10分ほどで都会とは思えない広い公園に到着です。




入口からして遠くに鮮やかな黄色い菜の花畑が広がってるのがわかります ♪


入園料は300円です。
キャッシュレス決済も対応しております!



せっかくですので記念スタンプも忘れずに!



入るとすぐに見えるのが「三百年の松」。


青々としており、その見事な枝振りもコロナ前に訪れた時と変わっておりませんでした。




かなり観光客がおられまして園内は賑わっておりました。


外国人観光客も目立ちましたね。
日本にいっぱいお金を置いていって欲しいものです。



菜の花もちょうど見頃のようで一面鮮やかな黄色が広がっていて大変素晴らしい光景でした。


菜の花のあの独特の香りもすごかったですが、あの香りは正直言って臭いんですけど春を感じて好きなんですよね ♪



振り返れば汐留の高層ビル群。



あっちでもこっちでも満開の菜の花を楽しんでいる姿が見られ、すっかりコロナ前の賑わいに戻った感じがしました。


東京はここ数日で風が強い日があったので、風で乱れていないか心配でしたがご覧の通りでまだまだ楽しめそうです。




奥に進むと梅園があります。



梅の時期は終わっておりますが、まだ所々に花が僅かに残っておりました。



水上バスの発着所の先には東京湾が現れます!


「新樋の口山(しんひのくちやま)」という小高い丘を上がると素敵な眺めが広がります。



遠くに見えているのはレインボーブリッジなんですよ!


昨日は天気がよく東京湾からの風も穏やかで最高でした。




大きな「潮入の池」の中には「中島の御茶屋」がありますので、そこで休憩ができます。



昨日は天気にも恵まれて絶好のお散歩日和でしたから、平日なのにお茶屋さんも大盛況!
珍しく待たされました。



店内は外国人観光客の方が多く、皆さん文化なんでしょうね、テーブル席を陣取られており、空いていたのはコチラの席。


赤い毛氈が敷かれていて、その上に座る形です。



上生菓子は「菜の花」というそうです。



黄色い餡が菜の花で、黄緑色の餡で葉や茎をイメージしているんでしょうね。
白い蝶が可愛らしく、見て楽しいお洒落な和菓子です。


中はこし餡ですが、黄緑色の餡にはほんのりと柚子が香って上品な味でとてもおいしかったです ♪



和菓子とお抹茶を頂きながら、広大な空と潮入の池のキラキラ輝く水面をのんびりと眺める時間は最高ですよ。


外国人にとって抹茶は新鮮な感覚でしょうね。
皆さん楽しまれておりました!


今回は浜離宮だけの訪問でしたが、『浜離宮恩賜庭園』と『旧芝離宮恩賜庭園』の2つの庭園が観賞できる「園結びチケット」というお得なチケットもあるようです。



菜の花、もうしばらく楽しめそうです。
鮮やかな黄色が広がる素晴らしい菜の花畑にきっと感動すると思いますよ!
是非お出掛けしてみてください。


最後までお付き合いくださいまして有り難うございました。



○●○ 浜離宮恩賜庭園 ○●○


住所 / 〒104-0046
    東京都 中央区 浜離宮庭園 1ー1


電話 / 03-3541-0200


営業時間 / 午前9時〜午後5時(入園は午後4時30分まで)


定休日 / 12月29日〜1月1日


入園料 / 大人 300円
     子供 無料

進駐軍の目を驚かす目的で作られた!? 戦後間もない日本の名所旧跡を紹介した大きな石膏製レリーフが、東京駅の京葉線改札外に保存されています! ☆『R.T.Oレリーフ』 東京駅


こんにちは。
当ブログにお立ち寄りくださいまして有り難うございます。



東京駅の京葉線改札口に大きな石膏でできたレリーフが保存されております。


以前同僚から聞いていたので一度見ておきたいと思っておりましたが、京葉線の改札口はかなり離れているんですよね。


先日東京駅を使う機会があり、待ち合わせの時間まで少しありましたのでちょっと足を延ばしてみました。



京葉線乗り場までは長いこと長いこと!
動く歩道を3つ通ってやっとこさ。
待ち合わせ時間に戻れるか心配になるほど距離がありました。




やがて大きなステンドグラスが見えてきました。



『天地創造』というタイトルのようです。
人と比べてお分かりの通りかなり大きな作品です。



このステンドグラスの先に改札口がありまして、そのレリーフが見えてくるのですが、改札を出た壁面に保存されおりまして全てを見るには改札を出ないといけません。


改札機の先に見える茶色のがそのレリーフの一部です。




ご覧のように通路に沿って壁面に保存されております。



正式には


R.T.Oレリーフ


といい、「R.T.O」とは進駐軍の鉄道司令部である「ailway ransportation ffice」のイニシャルだそうです。


調べてみたところ、「R.T.O」は昭和20年から27年に廃止されるまで全国の約230箇所の米軍駐屯地の最寄駅に置かれたようで、進駐軍専用列車の運行や進駐軍兵舎との輸送連絡などを執り行っていたそうです。



このレリーフに戻りますが、説明文によりますと、その「R.T.O」が東京駅丸の内駅舎南口改札脇に設置されるにあたり「進駐軍の目を驚かす意匠を施せないだろうか」という運輸省の建築技術者の声で急遽作られたものなんだとか。


しかし、中沢啓治さんの『はだしのゲン』でも、敗戦国である日本は何をするにも連合国の許可が必要だったと書かれているのに、本当に運輸省の意向で出来たことなのかな……と少々疑問に感じるところもあります。


まあ、それは置いておいて



説明文には完成当時の写真も載っておりまして、R.T.O待合室の壁3面に石膏で施されたそうです。




これらは東面と南面に施された日本の名所旧跡ですが、完成当時の写真と比べると配置が違っておりますが、全て遺されているようでして大変に素晴らしいことと思います!




残る1面に施されていたのは、こちらの日本地図のようです。


左端の方と比べて大きいことがお分かり頂けると思います。



ガラス越しですが、近づいてよくよく見ると、部分的に色付けされているんですよ。


AKITA、MORIOKA……


見せる相手が進駐軍なので、表記は当然ながらアルファベットですね。


仙台の上に位置し、3体の仏像……ということは、岩手県の平泉中尊寺金色堂でしょうか。



上は日光東照宮ですね。


下の関東地方は富士山に鎌倉の大仏様、横浜は……、まだベイブリッジは無いはずですから……この橋らしきものは何でしょうね?


右の飛行機は羽田空港ですかね。




姫路城に、中国地方は山口県岩国の錦帯橋、鳥居は広島県の厳島神社ですかね。


九州地方は阿蘇でしょうか。


日本の名所が紹介されております。



東京駅丸の内駅舎の保存・復原工事に伴い、このレリーフは2012(平成24)年にこの場所に保存復元されたそうです。


進駐軍に……という、作られた背景にはいまいち好感が持てませんが、時を経た今となっては貴重な文化遺産。
処分されず保存されて本当に良かったと思います。



少し離れた場所にありますが、東京駅を使う機会がありましたらご覧になってみてはいかがですか。


最後までお付き合いくださいまして有り難うございました。